DMBOK2とは? データマネジメント用語をわかりやすく解説



近年、多くの企業ではデータを軸にしたビジネス推進を行っています。
データを活用する上で、特に重要視されているのがデータ品質の向上と維持運用を行うデータマネジメントです。
この用語集では、データマネジメントやデータ活用に関する用語を解説しています。
また、データマネジメントの専門家として活動するNTTデータ バリュー・エンジニアが、データ活用のヒントもご紹介しています。

DMBOK2とは

DMBOK2とはデータマネジメント知識体系のバージョン2のことです。

DAMA(アメリカに本拠を置く国際的なデータマネジメント協会)が2017年に発行しました。
バージョン1が発行された2008年以降データマネジメントを取り巻く環境は大きく発展しました。
その代表はビッグデータによる分析の普及です。

またデータの漏洩や個人データの保護などは社会問題の一つとなってきました。
そのような環境変化を取り込みバージョンアップされたのがDMBOK2です。

DMBOK1から付け加えられた主な点は次の通りです。

① 知識体系の増加:知識体系が10項目から11項目になった。;新たにデータ統合と相互運用に関する知識体系が付け加えられました。
② データ倫理の強化:データ倫理に関する章が独立して設けられました。
③ ビッグデータ・データサイエンスの追加:ビッグデータデータサイエンスに関する章が新設されました。
④ データマネジメントアセスメントの追加:データマネジメント成熟度アセスメントに関する章が新設されました。

NTTデータ バリュー・エンジニアが考えるデータマネジメント

NTTデータ バリュー・エンジニアはDMBOK2で定められた知識体系をベースとして、「データガバナンス」「データモデリング」「データ統合」「マスタデータ管理」「メタデータ管理」「データ品質」などをお客様の目的にあわせて適切な活動を組み合わせてご提供します。

DMBOK2では11個の主要な活動があると定められていますが、中でもとりわけ、下記2つの基本活動をしていくことが重要と考えられています。

データ品質データクオリティ)管理:
マスタデータ管理や、コード体系化/統一、データ項目の意味管理などの活動が含まれます。
そのデータの内容や活用方法によって、維持すべき品質レベルは異なります。
データ品質は、精度・鮮度・粒度の3つの観点から評価し、実際の利用目的、利用シーンを想定し、「利用するために適した状態」必要なデータ設計および整備を行います。

NTTデータ バリュー・エンジニアでは、データ統合データ移行、またデータ分析や業務効率化を目的とするデータ活用など、様々なシーンでデータ品質データクオリティ)管理に関するソリューションを提供しています。

データガバナンスの推進:
データ品質の劣化をくい止め、品質の維持と環境(ツール環境だけでなく、運用体制や運用ルールも含む)の整備を進めるための仕組み作りと運営といった活動となります。

NTTデータ バリュー・エンジニアでは、データガバナンスの視点に則り、データの可視化、データ辞書構築、データマネジメント推進にあたっての標準ガイドラインの整備、データマネジメント評価、スキル定着化に向けた研修の実施やフォロー等、組織的にデータ品質を維持するためのご支援をしています。
データガバナンスソリューション


データマネジメントの専門会社として、こうしたデータマネジメントの活動を多くの企業で支援してきました。
その中で蓄積した、データマネジメントを成功させる3つのポイントや、必要となる活動を下記でご紹介しています。

 

詳細は以下をご覧ください。

 

 

 

>   NTTデータ バリュー・エンジニアのこだわり

お客様と伴走してデータマネジメント支援、データ活用支援を行うNTTデータ バリュー・エンジニアが大切にしているコトです。

 

>   データマネジメントを成功させるポイント

NTTデータ バリュー・エンジニアが考えるデータマネジメントを成功させる3つのポイントを紹介しています。

 

 

 

 

 

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