元店長S森ブログ:(第8回)~やってみてわかった、在宅勤務の意外なデメリット

2020-07-29

 

 

IT未経験から第二新卒で中途入社したS森。気がつけば中堅社員に。朝に一日のやるべきタスクをすべて整理し、それを定時内にこなすことに全力を尽くす。オンオフをしっかり使い分けたうえで、仕事:家庭:趣味=「1:1:1」にするのが理想。仕事は合理主義だが義理人情に厚く、仕事の合間には社内の多くの人と会話を楽しむ。

 

はじめに

皆様こんにちは。S森です。

今回も、若手社員S森のお話について、少しばかりお付き合いくださいませ。

 

さて、しばらく前に6月も終わり、一年も半分が終わってしまいました。

思えばその一年の半分の、さらに半分は、新型コロナの影響により在宅で仕事をしていることになります。

とはいえ、慣れとは恐ろしいもので。

オフィスに出社しない在宅勤務の日々も、一週間に一回最低限の買い物以外外出できない日々も、なんとな~くこれが「普通」になってきています。

前回は、若手社員のアンケートをもとに、在宅勤務における彼らの意見をご紹介しました。

今回は、「私S森が感じた」在宅勤務のお話について、少しお話しさせていただければと思います。

 

在宅導入前の感覚

皆様は、世間がこのような状況になる前、「在宅勤務」というとどのようなイメージを持たれていたでしょうか?

私個人の話をすると、こんな感覚でした。

 

「在宅勤務!?最高じゃん!?!?」

 

朝から体力を削る満員電車から逃れることができる!

通勤時間も消えるから朝はゆっくり寝られる!

昼食を自宅で作れば、食費だって浮く!

作業に疲れたら、ひと目をはばからず柔軟体操とかしたってOK!

在宅勤務!最高!!!

 

もちろん、なんとなくデメリットがあることも想像できましたが、それでもメリットの前には霞んでいたように思います。

チームメンバーにパッと指示すれば終わるようなことも、いちいちアポイント取ってWeb会議をつなぐか、メールやチャットなどの文面にガッツリ起こさなきゃいけないんだろうな~とか。

そんなところでしょうか。

 

さてさて、そんなS森。

がっつり4か月在宅勤務をしてみると、上記のような自分の想像というのは、結構甘かったんだな~と思ったのでした。


在宅勤務の見えないデメリット

在宅勤務をするまでは、上記の通りメリット>>>>デメリットであると思っていたS森。

しかし、在宅勤務というのは、意外と想像しづらいデメリットが存在しているものだということに気づきました。

それを、いくつかご紹介したいと思います。

 

1.話す言葉より、文字は印象が冷たくなる

 

上司が、笑顔で「〇〇のタスクやって」という言葉と。

チャットで上司から届く「〇〇のタスクやって」という言葉。

体感してみると、圧倒的に印象が違います。(なんとなくご想像がつくかとは思いますが)

比較的頑張って、優しい言葉を使ってみても、やはり文字というものは非常に冷たく見えます。

そして、それに曝されすぎると、(事実そんなことはなくても)画面の向こうの人が冷たい/不機嫌に思える瞬間が来ます。

そうなると、事実無根なところで仕事のモチベーションも下がるため、もったいないな~と思ってしまいますね。

 

私は仕事の文面において、絶対に「w」などを使わないのですが、私の上司はフラットな内容のチャットでは、これを使ったりしています。

そして、意外とそれによって「上司が不機嫌ではない!」といったことが透けて見えることもあるため、実は非常に有効な策だな、と感じたりもします。

ちょっと別口の話にはなりますが、私が店長時代に言われていたのは、「電話口ではいつもの倍の元気を出せ」ということ。

在宅勤務中でも、コミュニケーションの機会では同じことが言えるのではないかな~と思ったりするわけです。

「チャットと対面会話では、コミュニケーションのやり方として全くの別物」であると肝に銘じて置く必要がありそうですね。

 

 

2.雑談って人間関係の円滑さに大事だった

 

在宅になってしみじみ感じるのは、雑談が人間関係の潤滑油になっていたんだな、ということです。

雑談を抜き、仕事の会話だけになってしまうと、仕事面のみがその人の価値を図る指標になりかねません。

そして、コミュニケーションにおける「息抜き」の場が少なくなり、ある種緊張感のある会話のみが残ってしまいます。

これが精神的な疲弊につながってしまうのだなぁ、と実感しているところです。

 

 

3.プライベートとの境目が消える

 

PC開けてもまだ自宅。

PC閉じたらすぐ自宅。

これが在宅勤務の「メリットかつデメリット」です。

 

在宅勤務を初めて気づいたのは、自分が嫌っていた通勤時間は、「仕事とプライベートの切り替え時間」として意味を持っていたのだな、ということ。

弊社は昼休憩、時短社員の定時、(時短以外の)社員の定時、のタイミングでチャイムが鳴りますが、これもまた「切り替え」のために重要な意味を持っていた、と痛感します。

このスイッチを自分でやらなくてはいけないため、例えば

 

・部屋着からちゃんと着替える

・仕事終了のルーティンを決める

・業務終了後は仕事道具を目に入らない場所へ置く…など

 

工夫をしないと、仕事のテンションをプライベートまで引きずってしまいモヤモヤ、もしくは、プライベートの気持ちを仕事に引きずってしまいダラダラ、が起こってしまいます。

 

 

まとめ

今回は、「在宅勤務なんてメリットしかないじゃん!」と思っていた私が感じた、「在宅勤務のデメリット」のお話をしてみました。

世間的にも在宅勤務をせざるを得ない状況に追い込まれ、急いで対応をした企業もあるかと思いますが、在宅勤務をやっていたイチ若手社員が言いたいことをまとめると…

 

「在宅勤務も、意外と楽じゃないぞ」と。

 

こういった「想定外のストレス」をなんとかしないと、「在宅勤務になってから社員のモチベーションが低い」「成果が上がりづらい」といったことが起こるのではないか思っています。

また、「在宅で通勤とかなくなったのに、こんなにしんどくなるはずない!」とか思っていると、社員の精神的にもよろしくないです。

もちろん!今の事情は、「毎日在宅でいなくてはいけない」「休日も息抜きがしづらい」という状況が追い打ちになっていることは間違いないのですけどね。

「ラクではない」在宅勤務のデメリットを理解した上で、社員の必要としていることをピックアップすることが、今の会社の急務と言えるのではないでしょうか。

 

弊社は、このコロナ禍が明けた後も、積極的に在宅勤務にて仕事ができるよう、現在上記のような課題解決も含めて制度を整えようとしているようです。

4月時点での在宅勤務への切り替えも含め、働き方に関しては柔軟かつ迅速に対応できるのが、弊社の非常に素晴らしい部分だな~と感じます。

この大変な状況ではありますが、もし弊社に興味がありましたら、門戸を叩いていただきたいなと思います。

弊社では、以下のページにて人財を募集中です。

(もちろん最近では、ちゃんとweb面接になっているそうですよ!)

 

リアライズの採用情報

※タイミングにより募集していない場合もあります。その際はしばしお待ち下さいませ…。

 

 

こんな感じで、このシリーズでは若手社員の感じる”リアル”を発信していきますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。 ┏○ ペコリ

 

 

※記載内容は執筆当時のものです。株式会社リアライズは2023年1月1日に株式会社NTTデータ バリュー・エンジニアに社名変更しました。

 

 

 

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