正規化とは? データマネジメント用語をわかりやすく解説
近年、多くの企業ではデータを軸にしたビジネス推進を行っています。
データを活用する上で、特に重要視されているのがデータ品質の向上と維持運用を行うデータマネジメントです。
この用語集では、データマネジメントやデータ活用に関する用語を解説しています。
また、データマネジメントの専門家として活動するNTTデータ バリュー・エンジニアが、データ活用のヒントもご紹介しています。
正規化とは
正規化(Normalization)とは、標準/正常(Normal)化する(zation)という意味で、一定のルールに基づいて、ものごとを整えることを言います。
特にデータマネジメントにおける正規化とは、会社で決めた業務ルール(例えば「社員は必ずどこかの部門に所属する。」や「商品毎に標準単価が決められている。」など)に従って、データを整える(変形・変換する等)ことを指します。
本来、会社にあるデータは会社で決めた業務ルールに従って、保持されているべきですが、様々な理由(例えば「システムの構築後に業務ルールが変わったが、システムの改変が追い付いていない。」、「業務ルールを見直さないまま、システム構築を進めた。」、「システムの処理効率を優先させ、あえて業務ルールと違う形でデータを設計した。」など)で、業務ルールとは違う形で、データを保持していることが多いのが実態です。
従って、データマネジメントを行う際には、最新の業務ルールと照らし合わせて「データは本来どうあるべきか」を検討し、設計をする必要があり、それをデータモデルで可視化し、関係者で共有することが大切です。
NTTデータ バリュー・エンジニアが考えるデータマネジメント
本来データベースには、「ここにはこういうルールでデータを入れてください」というルールや定義が存在しますが、実際にデータ入力をする担当者に、そのルールを徹底してもらうということは非常に難しいです。
その結果として、例えば「ひとつのカラムに、注文された複数の商品が一括で入れられている」とか、「企業名と事業所名が同一カラムに入れられている」といった状態となり、正しい売上やコストを把握できなかったり、顧客や商品の重複登録がなされてしまうといった結果につながってしまいます。
こうした問題を解決するために、NTTデータ バリュー・エンジニアではデータ品質の改善に向けた取り組みを支援しています。
現状データの調査・確認により、データの表記ゆれや欠損、重複の状況を明らかにし、これをツールと目検により改善していきます。
また、恒久的にデータ品質を維持するためのデータガバナンスなどの仕組みづくりや、体制、運用等の側面までご相談が可能です。
詳細は以下をご覧ください。
> データマネジメントを成功させるポイント NTTデータ バリュー・エンジニアが考えるデータマネジメントを成功させる3つのポイントを紹介しています。 > 顧客データ整備ソリューション 顧客データは企業の資産です。その資産を永続的に利活用するためのデータマネジメント支援を行い、お客様のビジネス推進を支援します。 > 調達品データ整備ソリューション 調達品独特のクセと、分析ポイントを踏まえた上で、データベース設計・データ整備を行います。 > セミナー動画視聴「DXを加速度的に推進するデータマネジメントのあり方」 動画の続きはこちらからご覧ください。
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