ダッシュボードとは? データマネジメント用語をわかりやすく解説
近年、多くの企業ではデータを軸にしたビジネス推進を行っています。
データを活用する上で、特に重要視されているのがデータ品質の向上と維持運用を行うデータマネジメントです。
この用語集では、データマネジメントやデータ活用に関する用語を解説しています。
また、データマネジメントの専門家として活動するNTTデータ バリュー・エンジニアが、データ活用のヒントもご紹介しています。
ダッシュボードとは
ダッシュボードの語源を探ると、馬車の前面に取り付けられた板(馬がダッシュしたときに跳ね上げる石や泥を避ける板の意味)にまで遡りますが、それはさておいてダッシュボートと言えば自動車の前面に取り付けられたスピードメータやタコメータが取り付けられたパネルを思い浮かべるのが一般的でしょう。
情報システムの世界ではその自動車のダッシュボードを例えとして、売上実績や利益率、部門別構成比など、データ分析の結果で得られた経営に関する多様な数値を一覧の形で画面表示するBI(Business Intelligence)のひとつの機能のことを意味します。
ダッシュボードで欠かせない機能はグラフなどを利用した視覚的な表示です。
“一枚の絵には千の言葉と同様の価値がある”と言われるように、視覚的な表現は見る人にとって文字よりもわかりやすく、実態をより早く理解することができます。
その結果としてデータを参照するマネジメント層に迅速な意思決定を促すことができます。
NTTデータ バリュー・エンジニアが考えるデータマネジメント
ビジネススピードが急加速するなか、データ分析をビジネスのあらゆる意思決定に役立てるデータドリブン経営の実現は必要不可欠といえます。
KPIをはじめとした、意思決定の指針となる様々な経営指標の動向をリアルタイムに可視化するダッシュボードは、データドリブン経営のための基本ツールと言えます。
今日では多くのBIツールが、用途にあったグラフや図表による視覚的に表現する優れたテンプレートを提供しており、短期間でダッシュボードのUIを構築することができます。
しかし一方では、ダッシュボードの美しいUIの裏側で、利用者の求めている要件やニーズ、実現したいビジネス目標を満たしていないデータが使用され、結果的に信頼に値する分析結果が得られないという事例が散見されます。
ダッシュボードを含めたデータの分析・活用を成功させる秘訣は、最初に実現したい目的を明確化することです。
目的なしに進めると、収集するデータ範囲が必要以上に広がったり、データ加工の品質レベルが過剰になってしまうなど、多くの費用や時間を無駄に費やすことになります。
そのためNTTデータ バリュー・エンジニアでは「データ分析・活用の目的を明確化」、「分析・活用要件を具体的に定義」、「分析・活用に必要なデータの品質と精度を見定め」というアプローチを取り入れています。 これにより、実現したい目的の達成まで、無駄なく着実に進めることができます。
詳細は以下をご覧ください。
> データアナリティクスソリューション お客様のデータ活用目的を明確化し、必要なデータの収集、データの状態をアセスメント、分析に適した状態へ加工(クレンジング、名寄せ)、データの可視化までをトータルサポートします。 > NTTデータ バリュー・エンジニアのこだわり お客様と伴走してデータマネジメント支援、データ活用支援を行うNTTデータ バリュー・エンジニアが大切にしているコトです。
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