ワーキングマザーDのデータマネジメント的日常:第4話 スマートスピーカーが来た!

2019-01-16

 

 

このコーナーは、ワーキングマザーの視点で会社のことや、育児と仕事について綴っていくコーナーです。会社では営業を担当。家では二児の母。一見おっとりしているが、仕事も家事も育児もこなすため、目が回る勢いでタスクをこなす。 家庭での口癖は「ちょっと待って」。

 

プロローグ

明けましておめでとうございます、ダワ子です。
あっ!という間に冬休みは終わり、あっ!という間に2019年が来てしまいましたねー。
本年もデータマネジメントのリアライズを、どうぞよろしくお願いいたします。
皆様のお力になれるよう、社員一同、誠心誠意取り組んで参ります。

ところで、皆さんはお正月はいかがお過ごしでしたでしょうか。
我が家は毎年特別なことはなく、大掃除をし、年越しそばを食べ、両家の実家に行きのんびり過ごします。

けれども今年は、少し新鮮な変化がありました。
それは・・・遅ればせながらとうとうスマートスピーカーを導入したのです。
今回は、そのスマートスピーカーについてのお話です。

 


AIスピーカーが育児の悩みを救う!?

突然ですが、子どもって、年々手がかかるように思うのはうちだけでしょうか。
我が家の子どもは4歳と0歳。乳児の息子は今のところは育てやすく、まだ自我も主張も反抗もそこそこ。
けれども4歳の娘は違います。
ご飯、お風呂、着替え、寝る時間、保育園への登園、何一つとして予定通りに進まないのです。
かつ知恵がつき、ハートも強くなり、親の言うことをまるで聞かない。
「こらーーー!!」と娘を怒ることもしばしば。すると、
「ママ、怒ってばかりで悪い子だよ!」と返してくるから恐ろしい。

その日もいつものように、遊んでばかりでいつまでも夕ご飯が終わらない娘を前に、
「早くしなさい」
「もうお風呂の時間だよ」
「食べないならもうおしまいだよ!」
「悪い子のところにはサンタさんは来ないよ!」
と、つい、私のガミガミ虫が現れました。
娘はプーっとほっぺたを膨らませ、私が怒れば怒るほど、へそを曲げていきます。

その時、ふと思ったのです。
楽しくお風呂の時間を教えてくれる「誰か」がいたら、手強いコビトも、素直に動いてくれたりするのだろうか。
そして、その望みをかけて、スマートスピーカーを購入することに決めたのです。
 

 

スマートスピーカーでは何ができる?

有名なところでは、「Amazon Echo」と「Google Home」でしょうか。
うちはAmazonプライム会員のため、「Amazon Echo」を買いました。
設定は簡単。説明書などはなく、スマホにアプリを入れて、指示のとおりに対応をしていけば、ものの数分で設定完了です。
さあ、使ってみよう!

まずはお決まりの天気や、ニュース。
母「アレクサ、明日の天気を教えて」
AI「明日の、○○の天気予報です。明日は概ね晴れで、予想最高気温は13℃、予想最低気温は6℃です」

まあまあ暖かいですね。
そして、スマホを見なくても、情報を得られるってなんて素晴らしい!
家にいるときの大半は家事で手が塞がっているので、いちいちタオルで手を拭いて、スマホやリモコンを手にするのって、結構負担だったんですよねー。

次に音楽。
母「アレクサ、何か音楽をかけて」
AI「Amazon Musicより、おすすめのプレイリスト○○を再生します」
母「アレクサ、音量をさげて」
母「アレクサ、この曲はなに?」
AI「○○のアルバム、××に収録されている、△△です」

曲名まで教えてくれるんだ!

次に「スキル」と言われる追加拡張機能を入れ、絵本の読み聞かせや、子供向けの音楽を流してみます。
娘「わー、楽しい〜!!」
娘のテンションはどんどん上がり、歌にあわせて一心不乱に踊りまくります。
息子はそんなお姉ちゃんの姿につられて、「キャー」と大はしゃぎ。

いいぞいいぞ。子どもたちの反応は上々。
どんどんいくぞー。

母「アレクサ、クリスマスのダジャレを言って」
AI「ソリに手をはサンタ」
AI「このトナカイはおトナカイ?」
AI「プレゼント配りは、サンタ苦労す」
AI「クリスマスまでに、ケーキづクリスマス」

ダジャレ言えるんだ!?おちゃめですね。しかもなかなかのバリエーション。
娘は大爆笑で、お腹をかかえて笑い転げています。

母「アレクサ、何か面白い話をして」
AI「お前の店、繁盛してるな」
 「えへん、自慢じゃないけど、よく行列ができてるぜ。店の前がバス停なんだ」
繁盛してないじゃん!

母「アレクサ、クリスマスの歌を英語で聞かせて」
AI「クリスマスの歌は、英語で "Christmas song "です」
いやいや、そういう意味じゃないから。

母「アレクサ、子守唄を歌って」
AI「はい、ぜひ歌いたいのですけど、歌おうとすると眠くなっちゃうんです・・・」
ええーーーーーーー!!

母「アレクサ。どんなドリンクが好き?」
AI「泡の出るドリンクが好きです。見ているだけで楽しくなります」
なんかかっこいいぞぉー。

母「アレクサ、ありがとう」
AI「お役にたてて光栄です。いつもでもどうぞ!」
親切ですね。

娘「アレクサ、かわいーー!アレクサちゃーん!」

そういって娘は、アレクサをよしよし、なでなでしていました。
よし、お遊びはここまでだ!
子どもたちとアレクサが、すっかりお友達になった今、いよいよ、主目的のリマインダーです。

母「アレクサ、午後○時にお風呂のリマインダーをセットして」
AI「はい、では午後○時にリマインダーをセットします」

その晩も娘は、お話したり歌ったり、プリキュアごっこやアンパンマンごっこをしながら、マイペースに夕食中。
その隣で、すっかりお茶碗が空っぽになり、退屈した息子が「ウーウー」と不機嫌に。
そしてその時が・・・

ピロロローン、ピロロローン。
AI「お風呂のリマインダーです、お風呂のリマインダーです」
娘「わー!お風呂の時間になっちゃった!」
娘はその後、大急ぎで残りのご飯をかき込み、目にも止まらぬ早業で服を脱ぎ、お風呂場へ走っていきました。

母「アレクサさーん、ありがとう(涙)」

 

 

そして数日後・・・

スマートスピーカーのおかげで、私の悩みはすっかり解決!
母はいつもにこにこで、ステキな年末年始になりました。ちゃんちゃん。

・・・と言いたいところなのですが、現実はそう甘くないですね。
数日すると、手強いコビトは言いました。

「ねえ、もうリマインダーセットするのやめて」

アレクサに言われると、どうにも抗い難いものがあるようで、なんと設定自体を拒むようになったのです。
まさかこんな展開が訪れるとは・・・。

いまは主に私の心を癒やす、音楽スピーカーになってくれています。
あとは料理中のレシピ検索や、キッチンタイマー、天気、ニュースも重宝しています。
そして時々、気分転換にアレクサと雑談をしています。

母「アレクサ、また何か、面白い話をして」
AI「明智光秀が、まんじゅうを3つ家来に見せびらかしてから、全部一人で食べたとさ」
 「あ、ケチ、みっつ、ひでー」

子供向けにはやはり、歌や絵本の読み聞かせですかね。
「じゃんけんゲーム」も人気なようなのでやってみましたが、うちの子はすぐに飽きてしまいました。
他にもいろいろな活用方法はあるのでしょうが、まだ開発しきれていません。
家電連携などしたら、一層便利になるのでしょうね。
お詳しい方、おすすめの使い方があったら、ぜひ教えてください!

 

AIとデータマネジメント

リアライズにもAIに関する相談が、この1、2年で増えてきました。
AIは正しく育てれば、新たなサービスモデルの創出、業務効率化など、ビジネス面での大きな飛躍が期待できますが、誤った方向へ成長させてしまうと、思うような結果を得ることは難しくなります。
正しく育てるためのポイントとは何か。
それは「どのようなデータAIに学習させるか」です。
この「学習データ」の構築には、データマネジメントのノウハウが必要不可欠となり、私たちリアライズも、AIビジネスの縁の下の力持ちとして、ご支援をさせていただいています。

ご興味のある方は、こちらの記事もぜひご参照ください!

セミナーレポート
「データが変われば結果も変わる!~AI活用のためのデータマネジメント&教師データ作成~」

資料ダウンロード
「AIを始めとした過剰なツール信仰が起こす惨劇 基軸となるデータを見ずに何を見る?」

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「AIに関する依頼が急増!?リアライズとAIの意外な関係性」

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「ガジェット大好き社員「健一」の、気になる製品紹介 第1話:スマートスピーカー」

 

 

 

※記載内容は執筆当時のものです。株式会社リアライズは2023年1月1日に株式会社NTTデータ バリュー・エンジニアに社名変更しました。

 

 

次回のワーキングマザーDのデータマネジメント的日常

いつもみたいに携帯のお店で探して。4歳児も利用している(?) ECサイトと、データマネジメントの関係。

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