【リアライズ通信(201404)】

このコーナーは、リアライズ社長の大西が発信するブログです。最近の出来事や、今後のビジネスへの考えを綴っています。

 

 

■リアライズ通信201404

 

この4月から新しい年度が始まりました。

 

先々月、先月と、このリアライズ社長ブログはお休みをしてしまいましたが、当社にとって非常に重要な案件の対応に関わっており、加えてお客様からのデータをビジネスに活用したいといった引き合いや、複数のパートナーリング・提携依頼が目白押しで、土日も含めてほぼ自分の時間が取れませんでした。

 

一部の方々から「社長ブログ、どうしたの?」と、ご心配の声をいただいてしまい、アップデートが遅れてしまったことをお詫びいたします。

 

新年度にあたって、2014年度は当社中期経営計画の2年目にあたる年であり、基本戦略やさらにその先に当社が目指したい姿については何らの変更も生じていないため、弛まない地道な実行・実現を続けていきたいと考えております。

 

進むべき・やるべき方向性には何ら変化はありませんが、やり方・アプローチは抜本的に変えたいと考えています。

 

なぜ、やり方を変えるか、それは日本企業のマインドが『アベノミクスがうまく行かず景気が悪くなったり、リーマンショックのような急激な経済縮退の時代が訪れた際にも、お客様に逃げられたりせずに良好な関係が保てるように、自社の様々なタッチポイント(基幹系販売管理システム、Web受注システム、SFA/CRMシステム、コールセンターシステム、など)で、個々のお客様がどう行動されているかを適切に把握し、お客様のロイヤリティを高めるためのアクションを打っていきたい』というニーズへ大いに盛り上がっていると実感しているからです。

 

一般紙の新聞紙面などでも取り上げられることが多くなった「オムニチャネル」などは、まさにリアルやネットのマスタデータやトランザクションデータ、顧客行動データを有機的に統合し、顧客の新たな買い物体験を様々なタッチポイントで提供していくものであり、『データマネジメントの戦略と実行の塊』といって過言でないでしょう。

 

従来のような少しずつ少しずつ事業を成長させるやり方では、こうしたお客様のニーズの高まりにお応えしていけないと強烈な危機感を抱いたため、抜本的に商品力や実行力を強化するところに経営資源を投下し、より多くのお客様とデータを活用したビジネスの成果を共有・共感できるようにしていきたいと決意した次第です。

 

この決意は、ある意味これまでのやり方を自己否定したり、壊してもう一度創り直したりすることにつながるため確実に痛みを伴いますが、その軋轢を恐れていては急拡大しているマーケットニーズに対応できません。

 

当社リアライズは、創業以来の企業理念-「Make IT Real Business」~高度化とともに複雑化を遂げるITを実際のビジネスと調和させ、真の目的である業務の合理化や戦略化を実現するためには、システムの中に流れる「血液」、つまり、「データ」の可視性や再利用性、信頼性等を高めることが最大の課題です。こうした課題を解決するため、お客様のデータ資産の付加価値を高め、リアルなビジネスを加速させる

-Realizeは、ITをRealに活かせるものとし、情報社会の活性化、ひいては豊かな社会の実現に貢献していきます。-を決してぶらすことなく、恐れず弛まずに自己変革を進めながらお客様にご提供できる価値を高めていくよう、2014年度も邁進してまいります。

 

事業戦略の詳細までは書けませんので、2014年度の当社事業方針の思いとして、自らの決意のためにも。

今後とも引き続き、「データマネジメントといえばリアライズ」にお任せください。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

※記載内容は執筆当時のものです。株式会社リアライズは2023年1月1日に株式会社NTTデータ バリュー・エンジニアに社名変更しました。

 

 

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