緊張の株主総会
このコーナーは、リアライズ社長の大西が発信するブログです。最近の出来事や、今後のビジネスへの考えを綴っています。
こんばんは、大西です。
今日は、うちの会社の一大イベントである株主総会が開催されました。お忙しい中、ご参集いただきました株主の各社様、誠にありがとうございました。
毎年、この時期になると思い至るのが、昔から言い古されている議論
「会社は誰のためのものか?」
です。
モノの本にはたくさんの学者さんや経営者、諸先輩方の論が枚挙に暇がないですが、あくまで私個人としての感覚(見解ではなく感覚的なもので、優先順位でもありません)としては、
・我々の事業活動の価値を認めてくださり、自身の事業活動においてそれを喜んで活用していただき、その活用に対して正当な対価をお支払してくださる「お客様」があり、
・その次に、その事業活動を支える、どんなに艱難辛苦や制約があっても、それを乗り越えて自社の企業理念の実現のためにビジネスに日夜取り組む「社員・従業員」の存在があり、
・その企業理念、心意気に原資を投じてくださるパートナー(というより、「父親」みたいな存在でしょうか・・・)としての「株主」がいてくださる、
というものです。
営利法人である企業である以上、当然ながらそのオーナーである株主に対してリターンを極大化させることが望ましいですが、きれいごとを言いたい訳ではなく、会社はお客様、ひいては社会にとって必要とされる存在、喜ばれる存在でなくては決して長続きしません。
いや、それは現実の世の中では実際にどうか私にはわからないですが、きっと知名度とか名声とかそういうものではなく、自分たちが社会から、お客様から、株主からそういう存在として期待されていないと感じる会社、誇りに思えない会社に社員・従業員が長くいるとは思えないからです。
はじめから意図して創って来た訳ではありませんが、幸いにも当社は
”Make IT Real Business”
という強い企業理念をもち、創業以来それを揺るがしません。
一攫千金は絶対にできないですが、システムが存在する以上、データが存在し、そこに洋の東西を問わず課題が存在するはずであり、我々のビジネスフィールドは10年、20年というタイムスパンで揺るぎないものがあると確信しています。
そうしたときに、我々がちゃんとお客様や社会から「あなたのような会社があって本当によかった」と感じていただけるような存在であらなければならない、そのための努力を常にやっていかなければならないと、強く思う次第です。
いつもながら堅い話で面白くないですね(泣)
次回は、少し私の趣味のことなど、変わった話題もご提供したいと思います・・・
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
※記載内容は執筆当時のものです。株式会社リアライズは2023年1月1日に株式会社NTTデータ バリュー・エンジニアに社名変更しました。