私の一番嬉しいコト
このコーナーは、リアライズ社長の大西が発信するブログです。最近の出来事や、今後のビジネスへの考えを綴っています。
昨日はこの7月でご異動(栄転)されるお客様との壮行会&あるプロジェクトの慰労会がありました。
長いお付き合いのお客様で、現職場を離れられるのはさびしいし、当社にとってもビジネス的には大きな痛手(こんな言い方してすいませんが、事実そうなんです・・・)なのですが、その方が新たな職場でご活躍される時に我々がお手伝いできる可能性もまた出てくるのではないかと思いますので、とっても前向きな議論を杯を重ねながら行い、本当に楽しいひと時を過ごすことができました。
ビジネスは私にとって人生であり、それは「人と人との出会い」で成り立っていると思っています。
出会いのキッカケは様々あるにせよ、何かのご縁で知り合った方々と、どの職場、どの会社にいようが一緒に新たな価値を生み出すためのビジネスで汗を流せること、こんな幸いなことはないと確信しています。
実際に、ご契約いただいたお客様のほとんどが
「リアライズさんと一緒に仕事が出来てよかった」
「御社のおかげでうちの業務改善がリアライズしたよ」
「また一緒に仕事がしたいね」
といったお言葉をかけてくださるので、ますます今の事業に磨きをかけ、より良いサービスをご提供できるようになりたいといつも身を引き締めています。
特に私が嬉しいのは、「社長である私へ」ではなく、「うちの社員へ」、お客様からお喜びやご評価の声をかけていただく瞬間です。
「○○さんががんばってくれたから、厳しかったこのプロジェクトも何とか完遂できた」
「□□くんがきめ細かく鋭い視点でマスタデータのチェックと構築をしてくれたので、こんなに業務で活用できるようになった」
というお言葉を聴くのがお金とか名誉欲とかではなく、純粋に何より嬉しいんです。
この日もうちの社員のお客様業務データに対する真摯な姿勢やどうやってそれを活用すべきかを考える力をご評価いただく過分なお言葉をいただき、感動して帰りました。
嬉しくて酩酊しすぎて、今日は大変な二日酔いで困りましたが・・・(お恥ずかしい限り)
25歳でNTTデータの社内ベンチャープロジェクトを立ち上げて、30代前半の頃までは
「自分が認められたい」、「オレがオレが」
といった感覚だったのではないかと記憶(反省)しています。
ここ数年は、自分ではなく、いかに社員が主役になれるか、一人ひとりがうちの会社を引っ張っていけるようになれるかを見ているのが楽しくなってきて、社内でも「脱大西」を年度の方針の一つに掲げてここ数年取り組んできています。
社員がお客様から嘘偽りでない「心からのありがとう」をどれだけいただける存在に成長できるか、それが当社の事業の成長や発展の全てのバロメーターになると信じています。
それを見ているのはとっても楽しいことですし、かつ、大きな責任を背負っていかねばならないことと認識しております。
いつもながら堅い文章ですね・・・
何か社内の内輪の話しを書いてしまいましたが、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
※記載内容は執筆当時のものです。株式会社リアライズは2023年1月1日に株式会社NTTデータ バリュー・エンジニアに社名変更しました。