下期に向けて忙しくなってきました!

このコーナーは、リアライズ社長の大西が発信するブログです。最近の出来事や、今後のビジネスへの考えを綴っています。

 

毎年恒例ですが、この時期になってくると当社は下期に向けたプロジェクトの提案やチームビルディングで大変忙しくなります。
巷には暗い話題が相変わらず多く、景気の底入れ感など全く感じられませんので、「今期は大丈夫かな?」と正直全く不安がないわけではなかったのですが、今のところ今期もビジネスを堅調に伸ばしていくことができそうです。

忙しい、忙しい[あせあせ(飛び散る汗)]
時間がない、時間がない[あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)]

そうしたときには、どうしても目先のことしか見えなくなったり、周囲とのコミュニケーションが足りなくなってミスが多くなったりしますので、社員には

「仕事が雑になると、結局手戻りが増えて遠回りになるので、忙しいときほど確認やチェックの時間を意識して作るように」

と話しています。

おかげさまで、当社は3年前に比べると売上は2倍、営業利益は6倍以上になりました。

何故当社がこの不況下でも事業が伸びているかというと、「システムの中にあるデータの問題」に気付かれるお客様がそれだけ増えているからだと実感します。

国内経済が成長している世の中では、多少顧客の購買動向データの読み違いや不整合があっても誰も気にしないし、気にもならなかったところが、人口自体が減少し、市場がシュリンクしていくこれから必然的に訪れる時代の中で、一人ひとりのお客様にどうやって自社の商品を買い続けていただくか、より多くの商品を売れる機会はないか、などのデータを分析して営業やマーケティング戦略に活かしたいと真剣に考えているはずです。

そうした場面で、システムの中でお客様のデータが正しくなかったり、同じお客様なのに様々なシステム上で分散して複数重複して登録されていたり、製造業のお客様なのに流通業と間違って分類されていたりしたら、分析対象のソース自体が信頼できない訳ですから、活用できないのはおろか、間違った経営判断すらしかねない状況になってしまいます。

顧客データの例はあくまでその一例ですが、様々なビジネスシーンで

「高価なデータ分析システムを導入して活用したいけど、何故か使い物にならない。効果が出ない。」

と感じられている企業様も多いのではないでしょうか。

「経営とシステムが切っても切れない関係」と言われて久しいですが、システムの中にあるデータがそうした状態では、真に経営に活用するなど、難しいのは自明の理です。
こうした「データの問題」がクローズアップされるのは、これまでのようにシステムを導入することに関心が集まっていた時代から、「システムを活用してビジネスや業務の付加価値を上げること」にユーザ企業様の意識が移っている象徴ではないかと感じています。

まだまだ知名度も極低く、当社の事業は世の中から認知されていませんが、ご縁あって出会えたお客様と、データマネジメントに対する成功事例を地道に積み上げて、さらなる当社事業の伸長、ひいては、市場の創造に貢献してまいりたいと考えております。

またいつものように堅い話題になりました。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

 

 

※記載内容は執筆当時のものです。株式会社リアライズは2023年1月1日に株式会社NTTデータ バリュー・エンジニアに社名変更しました。

 

 

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