現場からの改善の大切さ

このコーナーは、リアライズ社長の大西が発信するブログです。最近の出来事や、今後のビジネスへの考えを綴っています。

 

もう11月も終わりますね。
毎年同じですが、今年度もずっと“全力疾走に近いマラソン”を走ってきて、気がついたら年の暮れになっています。

その時の経つのが年々歳々、早くなってくる感覚でしょうか。
時の感じ方は個人の主観的なものなので何とも言えませんが、出会う方々の数、インプット/アウトプットの情報量などは確実に増えていると思われ、時間の濃度・密度みたいなものが濃くなっているからかもしれません。

さて、今回は今月も最終日なので、今月一番印象に残ったことを書いてみたいと思います。

先日、年に2回社内で開催している『現場改善活動』の発表会がありました。
私は、毎回この催しを本当に楽しみにしています。

この活動は、

“社員が自発的にチームをつくり、自分たちの会社を良くするための活動テーマを自由に設定して改善活動を行い、経営側がそれをバックアップする”

というものです。

・ホームページのコンテンツをより充実させる
・Webのアクセス数向上のための手法を取り入れる
・データ運用サービスにおけるノンコア業務の無駄取りをする
・社内の就業管理方法を合理化する
・ブランド力を高めるため名刺のデザインをもっと良くする
・社内の美化・レイアウトの改善を行う

等など。

自社の社員のことをこういう場で褒めるのも何か恥ずかしいものですが、ただでさえ日々の仕事が忙しいのに「どうせやるなら、楽しくやろう」と“やらされ感”なく現場発の改善活動をしていている姿を見るにつけ、「この会社は自分がいなくても良くなっていくだろうな」と感じます。

私の信念としては、

「○○方式がすごい訳でも何でもなく、それを社員が自然体で実行できる、そして、それを継続できるDNAを持つことが大切である」

「誰から言われるからではなく、社員自らが自分たちの会社を良くしていこうとすれば、その会社は絶対にどんな苦難も乗り越えれるし、どんな時代でも成長していける」

と信じています。

まだまだ私自身も未熟であり、足りないところが山のようにある当社ですが、企業理念である『Make IT Real Business』を貫き、データマネジメントを通じてお客様の役に立ちたい、という強い意志をもった人の集まり、つまり、会社であるとは断言できます。

こうした自発的改善活動が決して火を消さないように、私はその環境づくりを続けなければならないと思っています。
また、社員たちも、それを続けていってくれる人材が集まってくれていると思います。

「もっと、こういうチャレンジをやらせてくれ!」
「大西がどうこう言い出すとうるさいから、先にもっとこういう観点でビジネスを考えてみよう!」

といった、さらに経営視点での動きをしてくれる社員が増えたらもっと嬉しいのですが(笑)

社長がいなくてもドンドン成長していく会社、そんな姿が理想です。
当然、一足飛びには、一朝一夕には行かないですが、そういう理想の小さくても、大きな「はじめの一歩」が、こうした現場からの業務改善活動だと私は思っています。

今回は社内、身内の話ばかりになり、失礼しました。
また、次は「データマネジメント」のビジネスのことを書きたいと思います。

 

 

 

※記載内容は執筆当時のものです。株式会社リアライズは2023年1月1日に株式会社NTTデータ バリュー・エンジニアに社名変更しました。

 

 

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