久しぶりの更新になりました

このコーナーは、リアライズ社長の大西が発信するブログです。最近の出来事や、今後のビジネスへの考えを綴っています。

 

皆さん、お久しぶりです。
3週間ほど、更新を怠ってしまいました。

1月後半からずっとウィークデイ以外にも毎日仕事が食い込んでくるほど忙しく、様々な構想策定に没頭しておりました。

電子政府系で省庁の縦割りを情報連携で打破するための提案、我々国民や企業経営者からの目線で行政や各種の申請手続きをもっともっと効率的に行えるようにするための国に対する提言。

システム開発の際に、「システムの導入」が目的化しがちになるところを、「本来一番ケアすべき中身であるデータ」を中心に、システム導入プロジェクトを進める方法論の整備。

グローバル企業にとって今後避けることのできない“IFRS”への対応は、グループ企業ごとに個別に運用されているシステムの中の業務データや各種マスタをシマンテクスレベルで統合していく壮大な試みとなるはずであり、これを支援するソリューション。

今後、環境税の導入等に際しては、企業・個人を問わず使用したエネルギー量(電力、ガス、水道、等)を定量的なデータでモニタリングするためのしくみの構想。

等など、全てはご紹介できませんが、どれも本質的で確実にニーズを反映した提言であると自負しております。

このようなビッグピクチャーを描く過程は、頭や胸を掻き毟りながら、なかば自分の頭の底から構想を「削り出す」ような営みです。

苦しいし、楽しいことばかりではありませんが、自分なりに

「課題は当然あるけど、こんな世界が実現できれば嬉しいよね」

と心から思えるような構想のイメージができあがってくるのはとってもやり甲斐のある仕事です。

ただ、ほぼ毎晩、情報交換やお客様との飲み会はなぜかコンスタントに入り、その上で企画書の構想策定に追われるので、体力的には結構厳しい時期になります(笑)

それと、ブログの更新が遅れた理由が実はもう一つ別にあります。

もう何回読んだか思い出せませんが、何度となく手にとって読み返し続けてきた私の愛読書、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」を先々週くらいからまた読み始めてしまいました。
深夜2時半くらいに仕事を一息つけ、寝ればよいところをついついページをめくっていってします。
「ちょっとだけ」と思いつつ、なかなかこれが止められないのです。

少しでも時間が空いたときに以前はブログ書いてたのですが、

今は申し訳ありません!、「竜馬がゆく」を読んでいます。

この1月にあるIT関の経営者の集まる会合があり、「2番底が来ないか」といった話題に終始していた現状、この前ブログに書いた韓国の電子政府の進み具合に対して日本がどれだけ遅れているかを目の当たりにしてから、今のような時代こそ、既存のパラダイムに挑戦する明治維新を起こしていかなければならないのではないか、という思いが嵩じて、思わずまた手にとってしまった次第です。

もう半分以上読み、早晩全巻読み終わりますが、ブログの更新遅れと私の寝不足の原因は「竜馬がゆく」だったということで、お許し下さい。

データマネジメントの重要性・必要性については、まだその動きはか細くても、確実に心ある人たちの中で根付き、語られ、問題意識として共有されはじめている予兆を感じています。

まだまだこれから、竜馬に勇気と力をもらいながら、これからもがんばり続けていきたいと思っています。

 

 

 

※記載内容は執筆当時のものです。株式会社リアライズは2023年1月1日に株式会社NTTデータ バリュー・エンジニアに社名変更しました。

 

 

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