セミナーで講演しました

このコーナーは、リアライズ社長の大西が発信するブログです。最近の出来事や、今後のビジネスへの考えを綴っています。

 

先週ITProエキスポで『失敗しないデータ統合・移行の秘訣とは?』というタイトルで、講演スピーチさせていただきました。

このタイトルを見て参加してくださった方々は、きっとデータの問題に何がしかでも関心なり、経験なりがあられてこそと思います。
題名からはとてもターゲットの狭い触れ込みになるので正直集客が心配でしたが、結果的にそうした方々が百人近くも集まってくださり、有り難い限りでした。
セミナーで講演スピーチさせていただく際には、私は必ず何か少しでもお役に立てる情報提供をしようと相当前のめりになってしまいます。今回もその役割が果たせたでしょうか。

今回の講演では、私は全体概略について語り、メインは旧リクルートマネジメントソリューションズの情報システム部長であり、現在プロシンクワーク代表取締役の大場様に、具体的なユーザ事例についてシステム開発プロジェクトの観点から講演をいただきました。

規模や金額などの具体的な数字が多く盛り込まれ、非常に生々しい報告だったのではないかと思います。

トップマネジメント層がデータの責任(発生源入力とデータ品質に対してコミットメントするルール)を明確化し、「データ移行後のデータ入れ替えはしない方針で、移行前に徹底的にデータをクレンジングする」等の方針をきちんと決めるなど、成功するデータ統合・移行プロジェクトの要件を見事に充足させていました。

逆に気になったのは、ここまで自社のデータを大切に考えている企業・組織が日本にどれだけあるだろうか、という漠とした不安です。

もっともっと我々の情報発信力をたかめ、システムの中の「血液」であるデータは重要な資産であり、企業経営の質や拙功を左右することを訴え続けて行きたいと考えております。

いずれにしましても、お忙しい中ご来場いただいたセミナー参加者の皆さま、本講演にご協力いただいた大場様、リクルートマネジメントソリューションズ様に多大なる謝意を述べたいと思います。 
ありがとうございました。

 

 

 

※記載内容は執筆当時のものです。株式会社リアライズは2023年1月1日に株式会社NTTデータ バリュー・エンジニアに社名変更しました。

 

 

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