法人顧客データ最適化&運用サービスを提供開始

 

(2012年12月28日)

法人顧客データ最適化&運用サービスを提供開始

 

株式会社リアライズ(本社:東京都江東区 代表取締役社長:大西浩史 以下、リアライズ)は、
『法人顧客データ最適化&運用サービス』の提供を開始しました。
本サービスは、お客さま内で保有している見込み顧客や既存顧客のデータベースを、マーケティング担当者や経営者がデータ分析・活用できる状態にデータ構築を行い、さらに永続的なデータ精度の維持を支援するサービスとなります。


リアライズの600案件以上のプロジェクト実績で導き出した独自のメソドロジーを活用し、法人顧客データ最適化に必要な支援をトータルで行います。それにより、お客さまはデータ活用を「より効果的」かつ「より効率的」にすることができます。

 

 

背景

近年、人口減少などに伴う国内マーケットの縮小が見られる中、売上拡大のため競合他社と同一市場におけるシェア争いが増加しています。
このような状況下で、多数の企業が「既存顧客の分析」や「アップセル・クロスセル活動」に取り組み始めています。
しかし現状では、「既存顧客の分析」や「アップセル・クロスセル活動」を行う段階にて、以下のような“データに関する課題”により、実行まで至らないケースが少なくありません。

 

既存顧客データにおける障壁例

例1)顧客情報が社内に散在している。
同一顧客が部門ごと・販売チャネルごとのデータベースに、独自の入力ルールで登録されている。
そのため、どのデータが最新なのか判断することができない。またデータ構成が異なるため簡単に統合することができない。


例2)複数部門でデータ登録を行なっているため、表記のユレや重複が存在している。
複数部門および担当者が独自の入力ルールで情報登録しているので、重複・誤記・略称名の情報が存在している。
そのため、データを利用する都度、不備データの確認・特定・修正を行う必要がある。


例3)分析視点で必要な情報が不足している、もしくは精査されていない。
営業担当などのデータ登録者は自部門に必要な情報を重点的に登録しているので、業種情報といった分析視点で必要な情報が登録されていない、または値の大半が「その他」となっている。
そのため、業種分布を見るだけでも、データの補完作業を行う必要がある。


このような顧客データでは、取引規模も正確に把握することができず、分析の精度を低くする要因となります。

 

 

サービスの特徴

リアライズでは、お客さまのデータ分析・活用の目的と、必要なデータの種類に応じて「【STEP1】データ調査・設計 【STEP2】データ構築(情報の付加、クレンジング、名寄せなど) 【STEP3】運用サービス」までをワンストップで提供します。
活用し続けられるデータとは何かを徹底分析し、トータルで支援を行うことで、「お客さまの顧客データ」を「売りに繋げるデータ」へ生まれ変わらせることができます。

 

 

導入の効果

本サービスの導入後、現状データを徹底的に調査し、お客さまの活用目的に対する課題を可視化します。それに基づきデータ統合・構築を行いますので、従来データ抽出に費やしていた作業時間を大幅に削減し、本来重要な分析・活用業務に専念することができます。


■マーケティング施策用のデータ抽出例
社内でデータベースが複数存在する企業では、DM発送やセミナー情報のメール配信など各種マーケティング施策を行う場合、以下のような手順でデータの抽出を行います。


まず、それぞれのデータベースを参照し、同一情報が存在する場合、どの情報が最新かを検証し、データ統合を行います。続いて、購買状況や最新の連絡先情報を付与し、必要なデータの抽出を行います。この手順で重要となるのが、高い精度でのデータクレンジングや、名寄せといった作業となります。しかし、重複したデータの表記にユレがあったり、誤入力があったりと容易には進みません。最終的には、1件ずつデータを目視で確認をするといった作業が必要となることも多々あります。


本サービスをご利用いただくことで、お客さまの行う作業は「1.社内データベースの差分・更新分をリアライズへ送る」、「2.抽出したいデータの条件をリアライズへ指示する」のみとなります。必要となるマスタデータベースの構築や、データのメンテナンスなど手間のかかる部分はリアライズにて行いますので、お客さまは、ほしいデータを、ほしい状態、そしてほしいタイミングで容易に入手することができます。

 

 

本リリースに関するお問い合わせ先

株式会社リアライズ
マーケティング営業部 佐々木・野村
TEL:03-5548-2193
E-mail: sales@realize-corp.jp