リアライズとロック・ストアハウス、移行分野におけるソリューションビジネスで協業

(2010年02月23日)

リアライズとロック・ストアハウス、移行分野におけるソリューションビジネスで協業

~移行計画策定から移行データ整備、移行実施までの最適ソリューションを提供~

 

株式会社リアライズ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:大西 浩史、以下 リアライズ)とロック・ストアハウス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:岩倉 誠彦、以下 ロック・ストアハウス)は、リアライズが保有しているデータ運用コンサルティング/データクレンジング等のMDM(マスターデータマネジメント)の知見と、ロック・ストアハウスが保有する移行計画策定/移行ツール作成等のシステム移行の知見を連携させたソリューションの共同提供に合意しました。
これにより、近年ますます大規模化・複雑化するシステム開発時の移行がトラブルなく実施でき、お客様のビジネスが円滑にスタートできるように、移行計画策定~移行データ作成~移行実施~移行後の運用フロー作成まで、トータルで支援します。

 

背景およびサービス概要

近年、 M&A やアライアンスによるビジネスの水平・垂直統合、内部統制や各種法令への対応などにより、統廃合を伴う抜本的なシステム見直しのニーズが増加しています。これらのシステム見直しの多くは、単純にサーバを最新のものに置き換えるだけでなく、業務フローの変更、アプリケーションの変更、データ構造の変更など、高度に複雑な内容を伴います。情報システムが業務の遂行に不可欠になっているなか、このような複雑な変更を伴う移行をスムーズに実施することは必須の事項となります。


しかしながら、システムの高度化や企業・業界をも横断するシステム統合により、移行の難易度が高まる中、経験の少ないベンダーが移行を担当し、結果として移行作業に失敗するケースが散見されるようになってきました。移行の失敗は業務にも大きな負の影響を与えることになります。


このような失敗を防ぎ、企業が円滑にビジネスを継続できるよう、リアライズは同社が長年培ってきた MDM (マスターデータマネジメント) の知見を活かし、移行データ作成サービスを提供します。このサービスは、データプロファイリング でデータの現状を調査したのち、複数のシステムを統合する際のコード統合、新システムに不足しているデータ項目の補完、BI/DWH を使った分析に必要となる管理軸の付与をするなど、主にデータ面を中心にした内容になっています。また、新業務で必要となるデータ運用ルールの策定も支援します。


ロック・ストアハウスは、日本を代表する大規模金融機関の移行で同社が培った経験を活かし、移行計画の策定から実際の移行作業など、全ての移行に関わるサービスを提供します。移行計画については、独自のマニュアルを保有し移行業務を標準化する事により、スピーディ、低コストで策定を実現します。また移行ツールについても自社製を保有しており、他社がゼロベースから作成する場合と異なり、スピーディ、高品質、低コストを実現します。


リアライズとロック・ストアハウス、両社の強みを活かしたサービス提供により円滑な移行を実現し、お客様のビジネス展開を支援します。

 

対象となる利用シーン

●M&Aやアライアンスにより発生するシステム統合時
●RoHSやREACHなどの法令対応により発生するシステム改変時
●グループ連結経営を実現するためのシステム基盤の開発時、 など

 

サービス提供開始時期

2010年2月

 

初期データプロファイリングの提供

システムの移行規模、移行内容に応じて無償でのデータプロファイリングも実施しています。

 

本プレスリリースに関するお問合せ先

株式会社リアライズ
マーケティング・営業部
TEL:03-5548-2193